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初物

鹿児島の桜の開花は観測史上(たぶん60年ほど)でもっとも遅い日を記録したそうだ。
桜の開花と関係があるかどうかはわからないが、竹の子も例年になく出が遅い。
古老に聞いてもこんなに遅い年はなかったという。
四月に入ってから三回も竹の子堀に出かけたが1本も見つからなかった。
昨日まで3日連続の雨だった。
「雨後の竹の子」というので、そろそろ出てはいないかと思って山に出かけた。
そうしたら、出ていたのだ。
10本ほど掘った。初物だ。

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先日、物産館で見た竹の子はなんと1500円もの値段がついていた。
これにはたまげた。いかに不作かということだろう。
早速茹でて酢味噌で和えて食した。春の香りが口中に広がった。
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竹ぼうき作り

二日続きの雨で外の仕事ができない。
冬に伐った竹の笹が落ちきったので竹箒を作ろう。
竹箒作りは中学生のころ作ったがそれ以来のことである。
今ある竹箒を見本にして作ってみた。
1本の竹の先(うら)を全部使って作る。竹の穂は枝から3種類ほど、それに枝を払った部分から柄をとる。

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まず、小さな穂を柄の周りに巻いて結わえ、その上に大きな穂を編んで巻きつけて結わえ、その隙間にまた少し大きめの枝を差し込んで仕上げる。

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1段目、芯穂

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メインの2段目

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2段目の又に仕込んでいく。

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細い穂を差込全体をボリュームアップして形をと整える。

いってみればこれだけのことだが、結構な手間隙がかかる。
今日は2本作った。

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おまけにミニ箒1本もついでに作った。

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昔は農家ではどこでも手作りの箒を作って使っていた。
隣のおばあさんは内職に作っていた。
今ではホームセンターで300円から500円で売っているが中国製の粗雑なものが多いようだ。

観音滝

さつま町永野、穴川の中流域に観音滝という滝がある。
滝は10メートルほどの落差がありしぶきを上げて落ちている。

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滝つぼは直径が20mほどはあろうか、水はやや白っぽい緑色をたたえている。
この滝のほかにも二筋の滝が流れ降りている滝が近くにある。

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滝周辺は公園になっておりログハウス、バンガローもあり夏にはキャンプもできるようになっている。
川岸には桜並木が続いていて、いつもなら桜見物の人でにぎわう名所なのだが今年はまだ咲いてはいない。
川の流れはきれいで浅瀬にはクレソンも自生していた。

同じところには"薩摩びーどろ工芸館"もあり、薩摩切子を作っている。

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今年は鹿児島は桜の開花が遅くまだ咲いていないところがほとんどだが、ここの桜は少し咲いていた。

北薩摩の産業遺構 

かつて、さつま町永野に永野金山という鉱山があった。
国道267号から入ったすぐの所に胡麻目坑道の入口がある。

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以下、案内板を転記した。

永野(長野)金山
永野(長野)金山が盛んなころは、胡麻目坑道は遠く山ケ野の地底まで通じ六番坑道と呼ばれ、途中には坑内事務所・コンプレッサー機械室、火薬庫・五百尺(165メートル)竪坑(エレベーター)や斜坑巻き上げ場・上坑道からの鉱石落し口などがあって、主に運搬や工夫の出入口であった。
この坑内には金鉱脈を追って掘られた坑道が「クモ」の巣のようにつながっていた。この金山は300年余り続いた。

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「内山与右衛門石碑」と「工夫専用風呂」
宮之城島津家四代久通は、石見銀山(島根県)から内山与右衛門を招き金探索にあたらせ、寛永17年「夢想谷」に金の露頭を発見した。
翌年寛永18年病のため死没し、山神社境内に葬った。そこの山神社は閉山後無くなったが、金山公民館を作るとき墓石が見つかり坑口に移した。
この墓石は神仏混合の法名と神位が刻まれた珍しいものである。
坑内のしごとは、汚れる仕事であるが帰るとき入浴させるというサービスは無かった。ある年「自然金の密売事件」が発覚し、昭和6年頃トジ金(自然金がたくさんついた鉱石)を工夫が持ち帰って、これを売って急に羽振りが良くなった者がいて警察が検挙した。こうして自然金の密売事件が発生した。
しかし、工夫の大部分が検挙されて、鉱山が操業できなくなり、失業者が多くなるなど社会問題となって会社も困った。色々と協議し密売価格を月賦返済するということで決着を図った。そして、帰るときに弁当や持ち物の検査を入浴する間にするという方法がとられ、盗難を防いだ。その遺物である。

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永野金山史跡
胡麻目坑口
寛永17年3月22日(1640)宮之城領主(第4代)島津図書久通公が領内(穴川)で砂金を見つけ、山先役内山与右衛門を従えて上流で本山を発見した。
当時島津藩は財政難であり金山発見は貴重な財源となった。しかし、それから300年余り昭和28年(1953)に産金量も減少して閉山。

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坑口の上には島津家の御紋(丸に十の字)が見える。

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胡麻目坑道
明治10年(1877年)ポール・オジェが開坑した9坑の一つで、高さ1.1メートル、幅2.1メートル、延長1837メートル、三番滝坑より33メートル高い。
これは、経営の近代化のために金山の諸施設を一か所に集めて稼働するため、区域内の測量によって長野に決定し、胡麻目坑道と三番滝坑を開坑した。
大正5年(1916年)ごろ、すべての鉱石は胡麻目坑へ坑内運搬ができるようになったので、採鉱課の本部はこの胡麻目坑事務所に置かれ、技師長・事務職員・補助を置いて現場の指揮をとった。
また、鉱石の搬出だけでなく、坑夫の入退坑もここに集中させた。鉱石はポール式電車によってここから約1.5キロ離れた三番滝精練所へ運ばれた。
事務所に付属した外の建物には変電所・鍛冶工場・坑夫控室・風呂場などがあり、鉱山現場の盛況にあふれていた。

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永野金山史跡
電車鉄橋跡
明治40年に永野搗鉱所が落成、12月10日の試運転は良好で電化操業が始まった。胡麻目坑口から搗鉱所まで、レールを敷き鉱車を馬に引かせて運ぶため九郎太郎川と平八重川には高い橋が必要だった。特に九郎太郎川には今も残る橋脚が切石積で積まれ難工事だったことを物語っている。

トロッコ道鉄橋橋脚
明治40年(1907年)三番滝に新精錬所が建設されると、胡麻目坑から三番滝精練所まで約1.5キロの間は、山神集落側にレールを敷設した。その間にある九郎太郎川と平八重川には、高さ約24メートルの木橋を架けた。ただしこの木橋は、大正3年(1914年)橋脚を石造にして鉄橋に改造された。
運搬法は、初め鉄製1トン鉄車を7~8両連結して馬で引いていたが明治42年(1909年)からポール式電車に切り替えられた。晒坑、火入坑、千石坑などの鉱石はすべて胡麻目坑から搬出され、この電車によって三番滝精練所まで運ばれた。九郎太郎川の鉄橋は金山名所の一つとなって見物に来る人が多かったという。当時県下にこれ以上高い鉄橋はなかったからである。なお、鹿児島市電が谷山・武之橋に開通したのが大正2年(1913年)であるから、金山の電車より4年後のことである。
現在、鉄橋はなく当時の切石積みの橋脚のみが残っている。

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石積みの重量感と規模に圧倒される。

鉱業館跡・精練所跡
明治維新によって薩摩藩がなくなると、金山は島津家の個人経営となった。
明治37年(1904年)7代鉱業館長五代龍作(友厚の養子)が着任し、金山の施設を電化したり、諸施設を永野の一か所に集中するなど金山の近代化を推進させた。そして、明治41年(1908年)新設の三番滝精練所の隣に鉱業館の建物を新築して業務を開始した。
明治45年(1911年)、8代館長に着任した西郷菊次郎(隆盛の長男)は、「夜学校」を設立して企業内の幹部養成にあたり幾多の人材を輩出するなど独特の経営で業績をあげた。
昭和18年(1943年)太平洋戦争により、金山は鉱山整備令によって休山を命ぜられ、鉱山設備はすべて他鉱山へ供出されたが、鉱業館の建物だけは残された。旧薩摩町公民館の敷地に移築し保存されていたが平成3年解体された。

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要塞を思わせるよう。

DSCN6654kin9.jpg  

何だろう?

カライモの床作り

東京は今日満開を迎えたそうだ。
今年は鹿児島ではまだ桜が開花していない。
鹿児島はまだ肌寒い。
今日も西風が強く日差しはあっても寒い。
そんな陽気なので今年は昨年より4,5日遅く温床にサツマイモを伏せた。
サツマイモ保存用の穴からサツマイモを掘り出さす。
果たしてイモの状態はどうか、この瞬間はドキドキする。
幸いに今年はあまり腐ってなくて保存状態は良かったようだ。

DSCN6620imo1.jpg

すでに芽を出している芋もある。
床の畝に堆肥をたっぷり入れて芋を並べて土を被せる。
5月にはツルも伸びてくるだろう。

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